子育て中のワーママは出勤前と退社後は毎日時間との戦いではないでしょうか。
帰り道でお買い物、帰宅後の夕食づくり、食器洗い、子ども達のお風呂、宿題の丸つけ、お洗濯、寝かしつけ等々・・・・。1つでも時間を短縮したいと思っている方が多いのではないでしょうか。そこで、最も時間の取られる【お料理】に焦点をあててみます。
今回は野菜ソムリエプロのなかしまゆみさんに、家族で料理を楽しめるメニューを考案いただきました。
平日の夕食にもよし!休日のランチにもよし!鉄板焼きカレーです。このレシピの時短ポイントは、ずばり『子ども達にも参加してもらうこと(休日であればパパにも!)』です。
料理もお食事も皆でワイワイ楽しめそうですね^^
材料
<カレー4人分材料>
ブロッコリー:1個(塩:少々、水:1/2カップ)
ウインナーソーセージ:8本
サラダ油:小1
タマネギ:1/2個
えのき:100g
パプリカ(赤):1個
トマト:中2個
ご飯:茶碗2杯強
市販のカレールゥ:80g
水:300ml
塩こしょう:各少量
卵:4個
ピザ用チーズ:適量
<スープ4人分材料>
ブロッコリーの芯:1個分
ニンジン:50g
コーン缶:大3
コンソメ(顆粒):小3
水:600ml
パセリ(みじん切り):お好みで
カレー作り方
①ブロッコリーは小房に分ける(芯はスープ用に) 。ソーセージは表面に数か所切り目を入れる。
タマネギは皮をむいてみじん切りに、えのきは石づきを取り、みじん切りにする。
パプリカは輪切りを4枚分作り、種とヘタを取り除く。(余った部分はみじん切りに)
トマトはヘタを取り、皮ごとざく切りにする。固形のカレールゥは刻んでおく。
②ホットプレートを200℃に温め、ブロッコリーをのせ、上から塩と水を回しかけふたをして3分蒸し焼きにし、一旦お皿に取り出す。(鉄板の水気を拭く)次にソーセージを焼き、取り出す。
③油を全体に敷き、片側にごはんを広げて入れる。
片側にはタマネギ、えのき、余ったパプリカのみじん切りを炒めて、その上に
カレールゥをのせ、水を注ぎ混ぜながら溶かす。そこへトマトを加えて更に炒める。
ご飯も一緒に全体を混ぜ合わせ、塩こしょうで味を調える。
④4か所にスペースをあけ、パプリカを置き、中に卵を割り入れブロッコリーとソーセージをのせる。
上からチーズをふりかけて蓋をし、半熟の目玉焼きが 出来たら完成。
<ポイント>
★ホットプレート一つで出来るので、テーブルの上で簡単にご家族皆様で楽しめます。
また、洗い物も減ります。
★お子様にも手伝ってもらいやすい内容にしました。
★カレーですが、煮込まないので時短で出来ます。
★ご飯粒ほどに切ったえのきを加えることで、ご飯のかさ増しができる上、食物繊維が豊富に摂れます。
★炭水化物、脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラルなどバランス良く摂取。
★野菜はお好きな野菜や旬野菜にアレンジできます。
★野菜の余った部分はみじん切りにし入れ込むので、廃棄量が少なくすむ。
スープ作り方
①ブロッコリーの芯は斜めに輪切りにし、好きな型で型抜きする。
ニンジンは輪切りにし、型を抜く。
②鍋に水、コンソメ、①、コーン缶を入れて火にかける。
野菜に火が通れば完成。
<ポイント>
★焼きカレーで使用したブロッコリーの芯も捨てずに活用します。
★ブロッコリーの芯は中心部を型抜きすることで、外側の固い皮を剥く手間が省けます。
★焼きカレーを作っている間にスープが簡単に作れます。
★お子様にも手伝ってもらいやすい内容と、可愛い見た目にしました。
★野菜はお好きな野菜や旬野菜にアレンジできます。
なかしま ゆみ
(野菜ソムリエプロ・食育マイスター・冷凍生活アドバイザー)
第6回野菜ソムリエアワード全国大会にて金賞受賞。
食で豊かな心を育む野菜ソムリエプロとして「食楽(食を楽しむ)」をモットーに、
お子様から高齢者まで世代に沿った食育活動を続けている。
また、有機栽培にこだわった畑で、年間35品種の野菜を育てている。