■ 会社情報
漢方+自然療法整体で子宮から女性の健康を考え、妊活も含めた女性の不調が改善できる漢方整体サロンです。
田邊悦子さん（漢方整体サロンりんどう）
会社情報 漢方整体サロンりんどう
■ 事業内容
●漢方薬・漢方サプリの提案、販売、通販
●りんどう漢方整体
●妊活こうのとり整体
●美腹トレーニングマシン
●りんどう漢方ダイエット
ロールモデル 田邊悦子さん
■ 家族構成
本人 39歳
夫 36歳
長男 14歳
長女 8歳
次男 6歳
次女 5歳
■ 職場での役割の変化
高校を卒業後すぐは飲食店で社員として、朝から晩まで働く。家族のすすめでリラクゼーションの世界に飛び込み、やはり朝から晩まで勉強と実務に勤しんだ。
社員として働きながら結婚。出産を経たのち「治療」に携わるべく専門学校へ進む。同時に入社した整骨院では、仕事をこなしながら、子ども3人を出産する。その後、縁があってりんどうに入社。
ライフヒストリー
- 18歳
- 高校卒業。飲食店入社。バイトから社員へ登用される。
- 21歳
- 大阪のリラクゼーションスクールに通いながら店舗で修業。
- 23歳
- 帰福。これまでと同系列のサロンで引き続き社員として働く。
- 24歳
- 結婚
- 25歳
- 妊娠・退職。出産後すぐ鍼灸師の専門学校へ入学。同時に整骨院に入社。
- 31歳
- 勉強を重ね院長に。長女出産。前日まで働き、法定休業を経て復帰。
- 32歳
- 次男出産。前日まで働き、法定休業を経て復帰。
- 34歳
- 次女出産。前日まで働き、法定休業を経て復帰。
- 38歳
- 整骨院を退社。りんどうへ入社。
1日のタイムシフト（平日）
- 7:00
- 起床・朝食準備・子ども（年長組2人）起床
- 7:30
- 朝食
- 7:50
- 子ども（年長組）の送り出し
- 8:00
- 夫出社・子ども（年少組2人）起床
- 9:00
- 保育園バスへ送り出し
- 10:00
- 出社
- 18:30
- 退社 子どもたちを実家に迎えに
- 19:00～21:00
- 帰宅・夕食・お風呂・宿題・まったりタイム
- 21:00
- 夫帰宅
- 22:00
- 子どもたち就寝
- 23:00
- 夫婦のコミュニケーションタイム
- 24:00～25:00
- 入浴・就寝
１週間のスケジュール
- 月曜日
- 仕事
- 火曜日
- 仕事
- 水曜日
- 休み 家事や子どもとのふれあい
- 木曜日
- 仕事
- 金曜日
- 仕事
- 土曜日
- 仕事
- 日曜日
- 休み 動物園、海など子どもとお出かけ
ママへのQ&A
Q. 育児と仕事の両立のコツは？
A. 子育てや仕事について「こうでなければならない」という決めつけを行わないことでしょうか。
A. 子育てや仕事について「こうでなければならない」という決めつけを行わないことでしょうか。
決めつけてしまうと、できなかった時のイライラが増幅する原因になってしまいます。できないなら「できない」と言って大丈夫。私は自分を解放してあげることで自然体でいられるようになりました。自分が毎日を楽しんでいたら、家族にプラスの影響を与えられますよね。逆に自分がネガティブだと家族みんなにもマイナスの影響を与えてしまいます。大切なのは、自分がポジティブに毎日を楽しむことだと思います。
もう一つは夫婦のコミュニケーションを取ること。私たち夫婦は普段からよく話し合いをしています。密なコミュニケーションは家事や子育て、仕事を円滑にしてくれるはずです。一例ですが、夫は本当は自分の実家の近くに住居を構えたかったようですが、福岡市内からやや遠いなど懸念事項がいくつかありました。そこでしっかりと話し合いを重ねた結果、私の実家の近くを優先することに。おかげで母の協力も得やすい環境ができ、うまく両立につながったと思います。
3つめは、誰かの手を借りることです。もし近くにだれか協力してくれる人がいない場合は職場に力を借りる。そうすれば「仕事で返そう」というモチベーションにもつながります。一番大事なのは、職場を選ぶことかもしれません（笑）
Q.家事や育児の協力者はどなたですか？
A.夫、実母、会社には本当に助けられています。
夫は私がいなくても家のすべてのことがほとんどできると思います。
実母は毎日子どもたちを私の仕事が終わるまで見ていてくれて、食事をさせてくれることも多いです。
そして会社の体制にもとても助けられています。本当にママたちが働きやすい環境が整っています。
Q.旦那様のワークライフバランスは何点ですか？ またその理由は？
A. 100点です。私より子育てをしているかもしれません。
子どもが喜ぶから、というよりは私が喜ぶから、というのがあるみたいです（照）
Q.現在の会社で働いてみていかがですか？
A. 心の底からすばらしい会社だと思います。なによりもスタッフの女性全員が楽しそうに働いていますし、みなさん優しいです。内面から輝いていて美しいと感じます。チームワークが取れているだけでなく、助け合いの風潮が出来上がっているので、りんどうで働き始めてから「私が頑張りすぎなくてもいいんだ」ということにやっと気づけた気がします。誰かが困っていると別の誰かがサッと助けに入ったり、他人の喜びを自分のことのように喜んだり……本当に素敵なスタッフが多くてとても居心地が良いです。
Q.将来の夢はありますか？
A. 長男がビジネスクラスで海外旅行に連れてってくれると言ってくれたので、それを楽しみにしています。それとは別に、子どもたちが巣立った後、主人とのんびり旅行もしたいですね。
Q.再就職を目指す子育てママにメッセージをお願いします。
A. 1人目のときは子育てと仕事が両立できるか心配で最初は気持ちもささくれ立ったりしていましたが、夫や周囲の協力を得て仕事をするようになってからはうまく回るようになりました。できないことはできないと伝え、誰かに甘えてください。気負わずに、自然体でいられることが一番大切だと思います。
環境を整え、心に余裕を持つこと。そのために本当に大切なのは職場を選ぶことだと思います。面接に行ったときに、職場の雰囲気、スタッフの目の輝き、シフトの多様性などをチェックしておくといいですよ！
パパへのＱ＆Ａ
Q. 平日の家事育児時間はどれくらいですか？
A. 3時間程度です。
Q. もっと家事育児の時間を取りたいと思いますか？ 思う場合は何ができますか？
A. 生活の中で自然に家事をしたり子どもや妻と触れ合うようにしているので、時間はあまり意識していないです。
Q. 奥様のワークライフバランスは何点ですか？
A. 80点くらいでしょうか
Q. 奥様へのメッセージをお願いします？
A. いつも太陽のように家族を照らしてくれてありがとうございます。
会社へのＱ＆Ａ
Q. 従業員の男女比を教えてください。
A. 100％女性です。
Q.
子育て中の従業員は何割くらいですか？
A. 7割が子育て中です。未就学児～小学校中学年程度の子どもを持つスタッフが3～4割程度です。
Q. どのような従業員が多いですか？
A. 20代の方から一番上は73歳の方まで、実に幅広い年代の女性が活躍しています。明るく、優しく、いきいき輝いている女性ばかりです。
子どもの急病時にはほかのスタッフがすぐに協力を申し出てくれて助けに入るなど、助け合いの精神と活気にあふれています。子育てが終わったベテランスタッフも子育て中のスタッフにも惜しみなく協力してくれています。時には子育て中のママスタッフの子育てについての悩みを聞いたりすることも。会社全体があたたかな雰囲気に包まれています。
Q.
従業員が育児と仕事を両立しやすくするための支援制度はありますか？
A. 「学校行事や子どもの病気は一番大切にするように」という代表の方針で、会社の体制もそれを実現するべく、シフトの多様化、スタッフの充実を図っています。
スタッフは「独身組」「子育て組」「子育て終了組」に大別でき、多くは短時間勤務です。パートさんは常に40人くらい在籍しているので、誰かが過度に負担を強いられたり、営業に穴が開いたりするようなことはありません。シフト希望は決まったパターンではなく、完全希望制。特に休みの希望は必ず通ります。ライフステージによっては社員への登用も行いますし、長時間勤務ももちろんOK。多くの女性のニーズに合った柔軟な働き方ができるようにしています。
Q.
今後子育て支援のために導入したい制度はありますか？
A. 妊娠中つわりで出社がつらいママ、産後で体力がないママなど、サロンの現場での業務が難しい方もいらっしゃいます。そうした方でも働きやすいように、在宅でもできる仕事など、今後さらに業務の多様化を図っていく方針です。現在も本部ではフレキシブルに対応していますが、それを現場のスタッフにも広げられるようにしていきたいです。
Q.
会社にとって田邊さんはどういう存在ですか？
A. とにかくすべての人に優しい人です。これ以上優しい人はいないんじゃないかと思うくらいの方です。会社の環境をスポンジのように受け止め、喜び、ほめてくださるので会社にとって田邊さんの存在は大きな喜びだと思います。今後も「妊活といえばりんどう」というアピールの隊長として、私たちの先頭に立って活躍していってほしいと思います！
