竹下彩美さん(株式会社ブルースカイ)

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会社情報 株式会社ブルースカイ 

■ 会社情報
福岡の神社にあるおしゃれかわいいフォトスタジオ。
親から子へ贈るたくさんの愛情。エーススタジオはそれを形に残すお手伝いをしています。

子供向けフォトスタジオ Acestudio (エーススタジオ)

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株式会社ブルースカイ
810-0021 福岡市中央区今泉2-5-24 権藤ビル303
■ 事業内容
フォトスタジオ事業
・子供向けフォトスタジオAcestudio(エーススタジオ)
●宿泊・飲食事業
・タイムカード
・動くスナック アポロ
・ホステル STAND BY ME (スタンドバイミー)
・ホステル trica (トリカ)

ロールモデル 竹下彩美さん

■ 家族構成

本人 35

夫  36

長男 10歳

次男 5歳


■ 職場での役割の変化

独身時代は残業込みのフルタイム勤務。美容スタッフとしてヘアメイク、着付けなどの業務を担当。後年スタッフの取りまとめをする立場に立つも、育休が明けて時短勤務になってからは、取りまとめ業務を後輩に任せる。現在はAcestudioで美容スタッフのチーフとして、一般的な着付けやヘアメイクのほかに、衣装のプロデュース、美容スタッフの採用、シフト作成等までを一手に担っている。

ライフヒストリー

20歳
専門学校卒業、サロンに就職
21歳
大手写真スタジオに正社員として入社
25歳
結婚、長男出産(育休取得)
27歳
復帰
30歳
次男出産(育休取得)
31歳
復帰

1日のタイムシフト(平日)

6:30
起床、朝食準備
7:30~8:00
朝食、長男登校
8:30
次男を保育園へ送る
9:00
出社
17:00
退社
17:30
保育園へお迎え、買い物、習い事送迎
18:00~20:00
夕食準備、夕食、お風呂、宿題
21:00
寝かしつけ
21:30~
洗濯、片付け、デスクワーク、自分の時間等
24:00
就寝

1週間のスケジュール

月曜日
仕事
火曜日
仕事
水曜日
仕事
木曜日
休み(個人での仕事、学校行事、PTA活動等)
金曜日
仕事
土曜日
仕事
日曜日
子供とお出かけ等

ママへのQ&A

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Q. 育児と仕事の両立のコツは?
A.  モットーは「家事を全部完璧にしなくても死なない!」です。以前はなんでも完璧にしなきゃと思って頑張っていましたが、子どもたちに「ちょっと待ってて」と言う回数が多いことに気付きました。完璧にするつもりが結局子どもたちとの大切な時間を失っていたのです。それからは考えを切り替えました。思い切って食事作りの時短を図り、子どもたちの時間を大切にし、楽しむことを最優先にしています。絵本を読んだり、一緒に野球をみたり、宿題を見てあげたり、充実した時間をその分過ごせていると思います。

Q.家事や育児の協力者はどなたですか?
A.夫やスタジオのスタッフです。
夫は平日は出張の多い仕事ですが日曜は休みで家におり、逆に私の仕事が入ることも多いので、そんな日は子供たちと外で思いきり遊んでもらっています。
夫が不在の日は子連れで出勤することもあります。スタジオのメンバーが休み時間のスタッフが宿題を見てくれたり、遊んでくれたりしてとても助かっています。もともとブルースカイのマネージャーが、こうした子連れ出勤やのびのびと働ける環境づくりに力を入れていることもあって、それが実現されている感じですね。
 
Q.夫のワークライフバランスに点数をつけるなら?
A.  77点です。
理想は家事の負担を半々にすることなのですが、普段夫は不在がちで物理的に不可能なので、その分を-30点くらいにしておきます(笑)でも家事を任せれば私よりキレイに仕上げてくれるし、在宅時は本当によく手伝ってくれるのでとても助かっています。
実は最近、夫が保育園のスモックのボタンをつけていたことがありました。一般的に父親ってそこまで目が届かない、あるいは気がついても「やっといて」と丸投げされるイメージでした。でも夫はだんだん母親目線が身に付いているようで、それがとても嬉しかったのでそれで+7点にしています(笑)

Q.現在の会社で働いてみていかがですか?

A.  本当にメンバーに恵まれていると思います。

明るくて、子どもが好きなメンバーが多いんです。子供がいることに対するママさんたちへの理解度も高くあたたかみにあふれています。そのため子供に何かあったとき、申し訳なさはありますが気持ちよく退社できます。子連れ出勤なども寛大に受け入れてくれるので、その分仕事で返そうという気持ちが強いですね。

仕事に関して言えば、ママ相手の仕事ということもあり、同じママとしての目線を生かせる点でも働きやすさを感じています。


Q.将来の夢はありますか?

A. 子供がまだ手がかかるので、手が離れるようになってきたらもっとフィールドを広げて海外での仕事などもやってみたいですね。


Q.再就職を目指す子育てママにメッセージをお願いします。

A.  自分のキャパ以上のことは頑張りすぎないようにしましょう。お母さんは真面目に頑張って自分を追い込んでしまう人も多いと思うので、「協力してくれる人と一緒に」を心掛けるといいですよ。

それから子供の話を聴くだけでなく、子どもにも自分の仕事について話すことも大事だと思います。「こういう仕事しているよ」「こんな仕事しようと思っているよ」「こういうことがあったよ」など伝えると、ママの仕事に関心を持ってくれます。私は「着物を着せてるよ」とか季節によっては「今は七五三のお客様が多いよ」といった話をしていますが、時々「お母さん、今日お客さんどうだった?」と尋ねてくるようになりました。ママが仕事の話を伝えることで単に「忙しそうでイライラしてる母」から「仕事を頑張っているママ」と、子どもの見方も変わってくるはずですよ!

パパへのQ&A

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Q. 平日の家事育児時間はどれくらいですか?   
A. 仕事で遅くなるときは任せっきりになっています。できるときだけ1日30分から1時間程だと思います。

Q. もっと家事育児の時間を取りたいと思いますか? 思う場合は何ができますか?   
A.  はい。これからもっともっと家事育児の時間を増やしてママを楽させたいと思ってます。早く帰れたときには子供達と一緒に作る男料理の機会を増やしたいですね。
パパが休みの日はママ家事禁止って決めちゃうのもいいかもしれませんね。

Q. 奥様ワークライフバランスは何点ですか?   
A.  120点!

Q. 奥様へのメッセージをお願いします。   
A.  いつもいつも子供達の面倒をみながら、家事もして、そして自分の仕事もフルに動いているママには頭が上がりません。ママは仕事の話をしてる時は今も変わらずイキイキしてるよ!
これからも自分のペースで自分らしく仕事を楽しんでいって下さい。これからはもっともっとママが幅広く仕事ができるようにサポートしていきます。
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会社へのQ&A

Q. 従業員の男女比を教えてください。   
A.  現在エーススタジオをメインに働いているスタッフが25名です。
その中で24名が女性で、男性は1名です。

Q. 子育て中の従業員は何割くらいですか?   
A.  3.5割(9名)です。子育てを卒業した方も一人います。
ちなみに美容スタッフは、竹下さんも含めて総勢5名いて、全員がママです。

Q. どのような従業員が多いですか?   
A.  明るく元気で笑顔が素敵なメンバーが多いです。子供だけでなく、そもそも人が大好き。
企画・制作・デザインが好きでハイセンスな人も多いですね。自分で考えて実行・実現する力、行動力があります。スタジオは市内に6店舗ありますが、いずれもスタッフが大きく関わりながら作り上げています。ペンキ塗り、家具の買い付け、飾り付けなど自分たちでやれる所は自分たちでやってしまいます。
またアクティブでバイタリティに溢れています。ちょっと休みがあればすぐ海外に行っちゃうメンバーがいたり、仕事帰りに野球観戦に行ったりするなど、みな体力もあって元気です。

Q. 従業員が育児と仕事を両立しやすくするための支援制度はありますか?    
A.  一人ひとりの事情(扶養範囲内で働きたい・子どもの長期休暇は休みたい・習い事の日は早く帰りたい等)に合わせて臨機応変にシフト対応をしています。コミュニケーションが普段からしっかりとれていて、助け合いの土壌ができあがっているからか、子供の病気や自身の体調が悪い日なども「じゃあ交代しよっか」という話が自然に出てきます。
またライフステージの変化などで働き方を変えたいと思ったとき、相談すると即対応できるのも強み。何かあったらすぐ話し合いができる環境が整っています。

Q. 今後子育て支援のために導入したい制度はありますか?  
A. 最近、会社の全体ミーティングでシッターサービスを初めて導入しました。これが大変評判が良かったので、今後この正式な導入を積極的に進めていく予定です。
繁忙期は日曜の稼働も多い仕事なのですが、子育て中のママは日曜日に働けないという問題があり困っていました。そんな時は従来外部の臨時スタッフに対応をお願いしていましたが、シッターの導入で、日曜日でも勝手がわかるいつものスタッフが稼働できるようになるのは大きなメリットです。

Q.  会社にとって竹下さんはどういう存在ですか?   
A.  まさにいなくなくてはならない存在です。
ママはもちろん、子どもの扱いも上手で、泣いてもわめいてもどうにかしてくれるその手腕は本当に頼りになります。どんなお客様でも柔軟に対応できる接客のプロ。「困ったときの竹下さん」です。
それだけでなくセンスも良いので着物の買い付けや組み合わせなど、プロデュースの仕事も安心して任せられます。
さらに技術伝達の心がけも素晴らしいと思っています。スタジオの全スタッフが男児の着物の着付けができるようになり、業務効率がアップしたのは竹下さんの功績です。教えて終わりではなく、写真を見て修正点などをフィードバックするなど惜しみなく力を注いでくれています。本当に、会社になくてはならない存在です。
海外に行きたいということでしたが、その技術を生かしてぜひ広く活躍してほしいと願っています。
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