野嵜千春さん(株式会社アイディーシーグループ) 

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■ 家族構成

本人 45

夫  44

長女 14

次女 10

■ 職業の変化

 コンサル会社にて秘書として役員のサポートを行う。31歳で出産し、住宅関係の会社を経営する夫と、夫婦で住宅仕事ができるようにと、家事と育児の傍ら資格を取得。

その後、次女の小学校入学を機に独立系FP事務所に再就職。セミナーや保険の仕事の経験を積んだが、仕事と家庭のバランスに不安を感じ、現在の職場に転職。出勤は火・木のみで、子供の病気時も会社は柔軟に対応。

自宅オフィスでコンサル業務やセミナー講師も行なっている。主婦向けのビジネスマナー講義や働き方プランニング等にも定評がある。

ライフヒストリー

20歳
建設コンサル業界で秘書5年
25歳
建設商社でCADオペレーター2年
27歳
結婚
職業訓練校の講師
31歳
出産
42歳
ファイナンシャルプランナー(FP)資格取得
43歳
宅地建物取引士資格取得
44歳
現職

1日のタイムシフト(平日)

7:00
起床
朝の準備、子供の送り出し
9:00
仕事(出社したり、セミナー講師をしたり)
16:00
勤務時間終了(夜の仕事や会合が入る場合は22時ごろまで)
19:30
夕食、塾の送迎、片付け家事など
22:00
資料作成、翌日の講座準備など
1:00
就寝

ママへのQ&A

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Q.現在の職場に就職したきっかけは?
A.   FPの資格を取得して別の会社に就職し、経験を積んでいたのですが、待遇があまり良くありませんでした。もっと仕事をするならノルマ達成が必要になるし、子供が小さいのにバリバリ仕事ができるだろうか、という不安もありました。自分の働き方に悩んでいたところに、知り合いに紹介されたのが今の保険代理店です。
 私は社長との面接の時に、保険契約を取るためにFPの仕事をするのではなく、FPとして保険の見直しや健全な節約でお客様のためになる仕事をしたい、と理念を勢いでぶつました。今考えると世間知らずで恥ずかしいですが、社長も「新しい風を吹かせて」と受け入れてくれました。職場のみなさんも協力的。だから恩返しをしたくて数字の達成を頑張るモチベーションになっています。

Q.育児と仕事両立のコツは?
A.   私の仕事はお客様の都合に合わせるので、夫と早めにお互いのスケジュールを共有します。アプリを利用して、どちらが早く終わって子供を見るのかを調整します。これは一番大事ですね。
 子供は中2と小3なので洗濯物をたたんだり、食器の洗い物を洗ったりしてもらうこともあります。そういう時は「ありがとう。ママ助かる」って感謝の気持ちをちゃんと伝えるようにしています。自分で何でも完璧にしようとは思っていないですし、頑張り過ぎてもいないです。

Q.夫はどの様なことを手伝ってくれますか?
A.   何でもしてくれます。専業主婦のときは全然しなかったですが、今は洗濯や食器の片付け、一般的なことはだいたいしてくれます。最近は料理も作れるようになりました。作れるように育てたというか。夫が何かしてくれた時は必ずありがとう、と褒めるよう心がけているんです。時には「とても助かる!」などと大げさに言いますね。そうやって感謝して、存分に褒めることでいろいろ協力的になりましたよ。

Q.夫のワークライフバランスに点数を付けるなら何点ですか?
A.   …90点くらいですかねぇ。足りない10点は、なんとなく100点ではないなという気持ち。家事も手伝ってくれてありがたいですが、その手伝いだけすれば男の人は自分の時間を持てるじゃないですか。でも子供の宿題とかゼッケン付け、送迎など他にもやらなくちゃいけない家事は満載。結局ママがすることがまだまだ多いです。だからそこの部分の伸びしろですね。ママが家事を担っていることに気づいて、労りの言葉をかけてくれるだけでもいいのかもしれないですね。

Q.他に育児家事の協力者は?
A.   実家が遠いので夫に頼れない時はママ友です。同じような境遇の仕事スタイルなので、仕事の価値観の合うんです。子育ても共有している感じですね。お互いに事情を理解できるので子供を預かったり、ご飯に連れて行ったり、家に送ったりして、動きをサポートし合っています。とても助かりますよ。

Q.子育て支援のためにあったらいいと思う社会的な制度や方策はありますか?
A.   児休業をきちんと取得できる企業ってすごいと思うし、もっと認知が広まるといいですね。中には自分の会社に育児休業制度があるのか分からない、という女性もいます。せっかく制度があるんだから、浸透しないともったいないです。育児休業を取得して働くと、どれだけ給付がもらえるのかを知ると、女性の働く意欲も向上するでしょう。だからそのことを知って、その上でどう生きていくのか考える時間があるといいですね。

Q.今後の夢を教えて下さい。
A.   私のコンセプトは「知って得する、知らなきゃ損する」というものなので、多くの人に伝えて受けとめてほしいです。育児休業や国の制度を知ること、住宅ローンの金利交渉など家計ベースで、知って得することがいろいろあります。保険もそのうちの一つです。小さな節約をちまちまするのではなく、家計にまつわる知恵を得て、お客様の健全でお得な生き方のお手伝いをしたいと思っています。また、お金を得る活動としても、同じ主婦目線でのビジネスマナー講座や働き方プランニングに力を入れています。賢い働き方をして欲しいと思います。

Q.再就職したいと思っているママたちにメッセージをお願いします。
A.   私も専業主婦経験があるので、社会的なブランクから飛び出すのには勇気が必要でした。私の場合、資格で「これを勉強しました」という知識と自信をつけたことが、社会に出る勇気になりました。だから自信がないと思う人は、資格は一つの背中を押すきっかけになると思います。

会社へのQ&A

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Q.会社の従業員は何名ですか?
A.    福岡、佐賀、長崎、鹿児島の全支店で従業員は36名です。男女比は6対4くらい。女性は子育て中の人が半数です。男性は4割くらいが子育て中ですね。

Q.子育て中の女性従業員に通じる特徴はありますか?
A.   仕事を自分の人生のキャリアプランとして考えている人が多いですね。行き当たりばったりや、一過性の仕事ではなく、長く続ける仕事として考えている。保険のプランナーという職種はお客様と長くお付き合いをする仕事ですし、子育て中だけでなく、それ以降も続けることとして、長期的な視野で人生設計に組み込んでいるように感じます。

Q.仕事を人生設計に組み込む考えの従業員が多いのはなぜだと思いますか?
A.   一つには年金なども厳しくなってきて、定年の年齢が延びて70歳、75歳まででも働くことが考えられるからでしょう。それに加えて、プランナーの仕事はお客様との関わりが楽しい職種だから長く続けたいと考える人が多いのだと思います。経営者としては、そういった人が頑張っていけるような環境づくりを心がけています。

Q.従業員が育児と仕事を両立しやすくする独自の取り組みはありますか?
A.   就業規則は育児・介護休業法に基づいています。従業員の家族環境を大事に考え、仕事はしなければなりませんが、出勤義務は週2日にしています。予め指定した出勤義務時間帯以外は、お客様のところに行くなり子育てするなり自由に任せています。授業参観や運動会があれば優先して、遠慮なく休んでかまいません。これは正社員でも時間給のパートでも同じです。
 それ以外の自主的な取り組みとしては、全てではないですが、社内の懇親会にはご家族の方も参加できます。夏のイベントのバーベキューなどに子どもを連れてくる従業員は結構います。子育て中の人はみんなで一緒に楽しんで、子育てでの孤立の負担を減らしたいと思っています。

Q.今後子育て中の女性が働きやすくするために取り組みたいことはありますか?
A.   そうですねぇ…社内保育園のようなものが作れたら一番よいですよね。資金があれば保育士さんを雇うとか‥。まだ規模がそこまで大きくないので、移転した場合にスペースを確保できたら考えてみたいです。

Q.会社にとって野嵜さんはどのような存在ですか?
A.   励みになる存在です。保険業界は営業ありきですから、営業経験を重視する傾向があります。でもそれだけではないことに気づかせてくれました。自分でキャリアを積んだり勉強したり、資格を生かして働きたいなど、将来こうなりたいという考えを持っている人は成績優秀です。また野嵜さんはもともと専業主婦だったことも励みになりますよ。主婦だった人の成績が優れていると、営業キャリアの長い人も刺激を受けてもっと成績をあげようとモチベーションが高まります。
 それと子育て中のお母さんたちとの接点が仕事につながるという、今までにない視点を持つことができました。私たちは従来営業一本の会社でした。そこに家計の節約講座で子育て中の女性の役に立ち、共感を持っていただいて、最終的に営業につながって結果を出す仕組みができました。そういう新しい風を吹かせてくれたことも大きいです。

Q.再就職したいと思っている女性にメッセージをお願いします。
A.   可能性は無限です。自分でこれしかできないと「殻」を作ってしまうと、それまでになってしまいます。でも可能性は無限です。

パパへのQ&A

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Q. 普段は何時間(何分)くらい家事育児をしていますか? 
A.  時間〜3時間くらいです。
一般的には洗い物、ゴミ捨て、洗濯などですが時間があれば最近は料理もしています。子供達にも分担してなるだけ皆んなで協力するようにしています。

Q. もっとやりたいと思いますか? 思う場合は、どんなことなら、すぐに実践できそうですか?  
A.  時間的な余裕がある時は燻製をしたりしますが、もう少しお休みがあればパン作りも挑戦したいと思います。 しかり、当たり前というより、やってくれてありがとうと感謝される程度にしておきたいです(笑) 

Q. 奥様のワークバランスは何点ですか? 
A.  今は80点くらいですかね…仕事に夢中で楽しそうなのはいい事ですが、忙しすぎて体調面が心配です。もう少しのんびりでもいいのかなーとも思います。ただ女性として母として活躍してくれる姿は家族で応援しています。 

Q. 奥様へメッセージどうぞ
A.  毎日忙しいでしょうが、使命感を持って行動している姿は輝いているので、身体に気をつけて楽しんで仕事してほしいですね。
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