本人 40歳
夫 46歳
子 高校3年長男、高校1年長女、中学2年次男、小学4年三男
本人 40歳
夫 46歳
子 高校3年長男、高校1年長女、中学2年次男、小学4年三男
結婚前、百貨店のマネジャーとして深夜遅くまで働く毎日だったが、夫の育児短時間勤務が取れるのが、子どもが小学校3年生までという事もあり、このままでは家庭を持つものとして互いに立ちいかなくなると考え、夫婦そろって退職。
その後社会保険労務士の資格を取り、早田社会保険労務士事務所で週に3~4回、比較的自由なシフトで、助成金手続きをメインに、担当顧客の実務を行っている。
ごはんは作れる時に作る。トイレ掃除などの家事も「やれればいいか」「できなかったらまた今度!」くらいのユルさ加減が気持ちよく過ごせる秘訣だと思います。
また、利用できるものはなるべく利用します。どうしてもごはんを作れないときは、お惣菜やお弁当を活用することも。レトルトなど便利食材はストックしておいて、急な残業などが入れば子どもたちに各自食べてもらうようにしています。
Q. 家事や育児の協力者は?
A. 夫や地域の方々がとても協力的で、助けられています。
もともと夫と子どもたちが父子家庭だったこともあり、地域の人たちが非常に協力的で、子ども会で付き合いのある近所の方などが子どもたちを心配して助けてくださいます。子どもたちに手作りおやつや野菜をくれたり、地区の長が集団登校で学校まで子どもたちを送ってくれたり、地域中に大人の目が届いているので、防犯面でも安心して住むことができています。
私も地域の人々に早く打ち解けるために、廃品回収や公民館掃除、地域の女子会などに積極的に参加しています。それも無理せず、やれるときにやれることをして地域になじんでいったという感じです。
Q. 職場に対して「あったらいいな」と思う制度はありますか?
A. 勤務する日や時間を非常に自由にさせてもらっているので、これ以上望むことは特にありません。
本当に働きやすく、ありがたさを噛みしめています。
Q. お子さん方が大きくなったらどんなことがしたいですか?
A. 海外旅行です! 国内は夫婦二人でしばしば行っています。子どもたちもある程度大きいですし、何かあれば対応してもらうように実家の両親やご近所の方に伝えていくだけで大丈夫なのですが、さすがに海外旅行はなかなか行けません。いつか行きたいですね。
Q. 夫のワークライフバランスに点数を付けるなら?
A. 98点。料理・洗濯・掃除・買い物など、私より手際よくなんでもパーフェクトにこなしてくれます。特に百貨店で元婦人服担当だったこともあり、洗濯物はとても丁寧な仕上がりなんですよ。私の仕事についても応援してくれ、良き相談者です。ほぼ完ぺきだけど、1点だけ欠点があります。飲んで帰って来た時に、私を付き合わせて二次会、三次会を始めるのですが、その話が長いんです。翌日覚えてないのが面倒くさい(笑)そこが-2点!
Q. 子どもたちは家事を手伝ってくれますか?
A. 子どもたちはもともとのお母さんを亡くしてから、みんなで協力し合ってやる雰囲気ができあがっていて、こちらから言わなくてもよく手伝ってくれます。現在1回100円とお手伝い価格を設定しています。長く家にいる夏休みにはかなりの額になることもあるので、これでいいのかとお小遣いのあげ方に少し悩んでいます。
Q. 今後の夢はありますか?
A. 全く知らない業界での再出発だったので、まずは仕事の業務をきちんとできるようになりたいです。まだどこへいっても「社労士っぽくない」と言われてしまうので…。まずは仕事の基礎を固めて、今後どう仕事を展開していくかを考えていきたいです。
Q. 再就職を目指す子育て中のママに充ててメッセージをお願いします
A. やろうと思えば何でもできます。やってみたらきっと世界は広がる。
私はキャリアを捨て家庭と転職を選びましたが、結果的にとてもよかったと感じています。人付き合いの幅も広がり、知らなかった世界を新たに知ることができました。世界はこんなにも広いんだと認識できました。
もしかしたら、家族を放っておいて仕事に出ることに罪悪感や後ろめたさを感じる人もいるかもしれません。でも、決してそんなことはないです。家族はそんな頑張っているお母さんの姿を見れば、きっと応援してくれたり、協力してくれます。子どもにとっても、働くお母さんの姿は決してさみしさの象徴なんかではありません。がんばっている姿をきっと誇らしく思ってくれるはずですよ。
個人情報を扱う業務など、セキュリティに関わる業務はさすがに社内で行わなければなりませんが、近年在宅業務の仕組みも増えてきていますので、今後実現に向けて取り組んでいきたいと考えています。
もうひとつは、社風を整えておくことです。多様で柔軟な働き方を実現するためには仕事に対する寛容さや、ある程度の割り切りが必要です。そうした意識が組織のトップや上司には必要だと考えます。時短制度を用意していても、使いづらい雰囲気であっては意味がありません。従業員が希望を言いやすくし、こちらもフレキシブルに対応する。そんなフランクな環境づくりを大切にしています。
また、今後は制約のある範囲内で、責任ある仕事を果たしていってもらえればと思います。
今の雰囲気のママ、自分の夢と希望はしっかりと持ってください。
今後のキャリアデザインを話し合いながら、今後進むべき道をともに探っていきましょう。
【BEST SUPPORT】
お客様にとって最善のサポート
これが当事務所のコンセプトです。
早田社会保険労務士事務所
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